北海道弁ブログ その1「押ささる」

押ささる

こんにちは!(^O^)/
品川甚作本店&甚作わっしょい酒場です!

さてさて、品川甚作本店もOPENから早4年を迎えようとしております。
一生北海道で生きていくと思っていた私も東京に出てきて色々と刺激を受けておりまして、
東京ってすごいなぁって感じることも多々ありますが、
やはり北海道にも、北海道のいいところがいっぱいあります!

そんなわけで、
北海道について色々紹介していこうと思います(^O^)/

本日のブログの内容は北海道の方言!
今では知ってる人も多いかも、とは思いますが、
私は一般的な言葉と思っていたのに、
東京の方にはいまいち通じない上にそれに代わる言葉もない、
押ささる
自分でした事は認めるけど、自分の意思でしたのではない 時に使います。


例えば
壁にもたれ掛かった際に背中の所に電気のスイッチがあり、
それを背中で押してしまい電気が消えた時、
「ごめん、背中で押ささっちゃった…」

例えば、
ポケットにスマホを入れている時に、
誤作動で電話を掛けてしまった時
「え?あ、押ささってたみたい…」

と、自分で押したのは認めるけどわざとじゃないんですよー…
というニュアンスで使用します。

とても便利ではありませんか?
この場合、押ささるを使わない時はなんて言えばいいでしょう。
普通に「ごめん押しちゃった」では
「おいふざけるなよー!」なんて非難を受けるかもしれません。

「押ささる」には、わざとではないので大目にみてくださいの
気持ちを一言で伝える効果があります。(たぶんきっと


便利な言葉と思いませんか?
とはいえ、このブログを作成する際に
「おささる」で変換しても「押さ猿」になってしまうので
まだまだ一般的ではないのだと思いました。


全国に広まってみんなが使ってくれればいいなと思います。
ですが、このように「わざとではないんです」という気持ち、
悪く言えば 自分に非はないんです…
という意味を言葉に込めたくなることが道民性というものなのでしょうか?

押す以外の動詞に~さるをつけて使用することもあります。
「食べらさる」「飲まさる」「書かさる」「喋らさる」

『品川甚作本店のラーメンは
美味しくてスープまで全部 呑まさるわ~』
なんて言ってくれたら好き(^ε^)-☆Chu!!
甚作にんにく辛味噌ラーメン